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「手汗」に悩んでいませんか? その症状、治療で和らげることができます

汗には体温の上昇を抑える働きがあるため、気温の高い夏場は冬場より汗をかく場面が増えがちです。
なかでも、手のひらにたくさん汗をかく症状を「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」といい、日常生活をする上でのさまざまな困りごとやストレス、不安などを抱えている人も少なくありません。

手の汗が気になる方は、まずは次の表でチェックしてみてください。

気になる手の汗チェック
  • 手汗について思い当たる原因(病気、服用してる薬など)がない
  • 手汗が6カ月以上続いている

①最初に手の多汗症状が出たのが25歳以下である
②左右の手のひらに汗をかく
③睡眠中は発汗が止まっている
④1週間に1回以上、手の多汗症状がみられる
⑤家族に同じ症状の人がいる
⑥手汗が日常生活に支障をきたしていると感じる

 

最初の2項目に該当し、さらに①~⑥の質問のうち2項目以上に当てはまる場合は、原発性手掌多汗症かもしれません。

手のひらは、緊張や集中といった精神活動が交感神経に伝わることで発汗を起こします。そのため、汗が出はじめると気になり、それを意識しだすとさらに汗をかくという悪循環におちいってしまうことがあります。また、治療法があることの認知が広がっていないために、成人になっても日常生活や仕事に支障を抱えたまま、汗で困っている人が大勢います。
たとえば、紙を持ったり文字を書いたりするときに紙が濡れてしまう、握手をすると相手に不快感を与えてしまうのではないかと心配になる、パソコンやスマートフォンなどの電子機器が壊れてしまうことがあるなど、「手汗」の困りごとや悩みを抱えていませんか?

手掌多汗症は、塗り薬や注射薬、経口薬などで治療することができます。
体質だからと諦めずに、当院までお気軽にご相談ください。

 

手掌多汗症についてくわしく紹介された、こちらのページもぜひご覧ください。(外部サイト)

 

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