病院からのお知らせ
女性に多い甲状腺の病気について
疲れやすい、息切れがする、筋力が低下した気がする…
からだや気分の不調とともに、首や喉元が腫れたり太くなったりという症状がある場合、甲状腺の病気が原因かもしれません。
甲状腺とはのどぼとけの下にある小さな臓器で、からだ全体の新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺のはたらきに異常があらわれるとホルモンのバランスが崩れ、消化器や循環器、精神状態などさまざまな部位に不調がおこります。
甲状腺の病気は男性よりも女性に多くあらわれるという特徴があり、月経周期の異常や不妊・流産の原因になることもあります。おもに、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病と分泌が減る橋本病があり、それぞれ次のような症状があらわれます。
甲状腺ホルモンが多いときにあらわれるおもな症状
- 体重が減る
- 暑がり、汗をかきやすい
- 希発月経(月経の回数が少なくなる)、無月経
- イライラ感、集中力低下
- 軟便
- 目が飛び出して見える など
甲状腺ホルモンが少ないときにあらわれるおもな症状
- 体重が増える、むくみがある
- 寒がり
- 無排卵、無月経
- 眠気、記憶力低下
- 便秘
- まぶたの腫れ など
上記のような症状をはじめ、気になる症状があればお早めに当院へご相談ください。
問診や血液検査などによって総合的に診断し、必要に応じて投薬などの治療をおこないます。
甲状腺の病気についてくわしく紹介された、こちらのページもぜひご覧ください。
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